環境にも人にも優しい暖房。
身近にある木を燃料として使える「薪ストーブ」や、木くずなどを有効活用できる「ペレットストーブ」。
自然派・アウトドア志向の間で静かなブームとなり、大震災以降のライフラインとしても注目を集めている暖房器具。
これらは輻射熱という遠赤外線で壁や天井床などに熱を伝え、その熱が放出されることで部屋を暖めます。
なによりもゆらめく炎は人々に癒しや安らぎを与え、ご家庭に団らんの場を作ってくれます。
ペレットストーブは、燃料に木質ペレットを用いる暖房器具。対流熱・幅射熱の両方で温めるため、空気だけでなくモノも温まり空間全体が質のいい暖かさで包まれます。本格的な煙突ではなく簡単な工事で排気筒を付ければ設置できるため、薪ストーブよりも手軽に導入できます。電力を必要とする機器・電力不要の機器の2タイプがあります。
薪ストーブとは、薪を燃やして暖をとる煙突が付いた暖房器具です。ストーブ本体の輻射熱や、本体の周囲を流れる暖かい空気による対流熱で室内を暖めます。また薪を燃やすことにより発生する遠赤外線によって体の芯からしっかり温まり、冬でも室内で裸足で過ごせるほどの快適さを得られます。電源が必要なく、熱で調理ができるのも大きな魅力です。
協議会がストーブの設置・補助金制度をサポート。
ペレットストーブや薪ストーブを設置するには、専門家による配置や排気の設計が必要です。秋田木質ペレット普及促進協議会の会員店には、工事はもちろんアフターフォロー・燃料販売・定期メンテナンスまでをサポートする専門家がいます。また展示会場に足を運べば、実際にストーブによる暖房を体験することもできます。興味があれば、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
身近にある木を燃料として使える薪ストーブやペレットストーブ。ご家庭から二酸化炭素削減を進められるツールとして、国や各自治体が普及を推進しています。対象となる補助金制度は「再生可能エネルギー導入促進事業補助金」「ペレットストーブ購入費補助金」「木質燃料燃焼機器設置費補助金」など。協議会のメンバーはこの手続きの窓口になります。